11月27日(日)、「晩秋の彩を楽しむ」いけばなの会を開催しました。
会場は京宿滿きさん。築100年の歴史ある町家を素敵にリノベーションされている旅館です。
なごりの紅葉を楽しもうと思っていたのですが、いい花材が揃わなかったためテーマを変更。
「クリスマスをイメージした暖かさを感じる花」でチョイスしました。
花は洋風でも、生け方の基本は変わりません。天・人・地の基本3本、「なげいれ」のシンプルいけばなにチャレンジしていただきました。花屑(のこった小枝)で一輪挿しも。
いけばなを通して、その方の人となりが垣間見えたりします。
初めて参加してくださった、かなこさん。
「なげいれのコツは足元を扇子のかなめのように揃えること」とお話ししたら、すかさず器と枝の接点部分をアップで写真撮影。「ここ大事やな!」と。
花より先に枝の写真を撮られる方は初めてでびっくり。なんとロジカルな方だ・・! たいへん面白かったです。
そんなかなこさんの初作品! ユーカリとピンクッションのとりあわせ。
器はご自宅で再現しやすいシンプルなガラスベースで。シルバーカラーがクリスマスっぽい。
ナンキンハゼとケイトウのとりあわせ。
お洋服ショップのディスプレイみたいに仕上げてくださりました。オシャレ!
お持ち帰りいただく袋から、実がピコピコっと出ているのが可愛くて、後ろ姿をじっと見つめていたのは内緒です。
満きさんの床の間に置くと、これまたモダンな雰囲気が倍増で素敵。ご参加、ありがとうございました!
12月は月末にお正月花をやります。
自宅アトリエ(という名の自宅の一室)でやってみようかなと。
はじめての試みなので、直接のお知り合いをお誘いする予定です。
新しいこのブログ、今までとは投稿のしかたが違うのでモタモタしてしまっています。
早く慣れるよう、たくさん書きたいなと思っています。