今日は友人とお花見散歩に出かけました。二条高倉のフィオリスカさんでイタリアンを堪能し(美味しかった。別エントリで書きます。おすすめ!)、お散歩出発。桜で有名な観光地はひととおり行ったことがあるし、人が多いところはやめておこう、ということで上京区へ。参考にさせていただいたのが、写真家の野口さとこさんのブログ「チャーリーの部屋」です。チャーリーくんが行っていたコースを事前にGoogleマップにマークし、準備万端。

まず水火天満宮さんに行くつもりが、たまたま前を通った妙覚寺さんの桜が見頃。せっかくなのでじっくりお花見しました。満開!


境内を進むと、すごく大きな枝垂桜が目に入りました。塔頭の善妙院さんの桜です。まだ蕾が多かったので、これから楽しめそう。地面にすれそうなほどしだれた枝。先まで花が咲けば、迫力ある美しさだろうなと想像がふくらみます。

水火(すいか)天満宮さんは、ちいさな境内から溢れんばかりの枝垂桜が満開。

本法寺さんでは春季特別寺宝展をされていて、せっかくなので観ることに。まったく予備知識なく拝観したのですが、長谷川等伯の佛涅槃図が圧巻! 10m×6mの大画面、ほんとうにびっくりしました。ガイドさんが説明してくださります。能登で染織を生業とする長谷川家の養子だった等伯。着物の柄を描くのはお手のものだったそうです。たしかに細かい柄も緻密に描いてありました。真筆を観られるのは毎年3/14〜4/15だけ(それ以外は複製を展示)。拝観料千円の価値ありでした。本法寺の向かいは裏千家の今日庵。有名な兜門、恥ずかしながら実物は初めて観ました。なんと緊張感あるたたずまい。背すじも心もぴしっとのびるような美しさでした。感激! このあたりは休憩するお店が少ないのが散策のネックなのですが、今日庵から南へ行くと俵屋吉富小川店があります。こちらは喫茶があるので、和スイーツでひとやすみが良いかもしれません。

上京・桜散歩、最後は妙顕寺さんへ。本堂を囲むように桜が咲いていました。

今回、穴場に行こう!と出掛けたわけですが、とはいえ桜シーズン真っ只中の京都。そこそこ人はいるだろうなぁと予想していたのに、ほ、ほんとうに穴場でした。平日ということもあるかと思いますが、どこも貸切に近い状態。私は職場が寺町通商店街なので、毎日毎日、人波を見ています。それに比べると、ここはほんまに京都?桜シーズン?と思うほど静かで人が少ない。せっかくこんなにきれいに咲いてくれているのに、もうちょっと観てあげて!と思うほど。帯や裂地を持って行き来される方を見かけたり、どこからともなく織機が動くカシャン、カシャンという音が聞こえたり。西陣の雰囲気を感じられるのも良かったです。 ひととおり有名な観光地は行った、という方は、こんなローカルなお花見散歩も良いのではないでしょうか。おすすめです。

桜もいいけど雑草もね。途中で見つけた、塀から力強く顔をだすホトケノザ? いじらしい。

admin

光川 貴風 正統則天門華道 準師範

滋賀出身、京都在住。1984年生まれ。6歳より生け花をはじめる。京都精華大学卒業後、京都の老舗仏具メーカーに勤務。25年あまり続けてきた正統則天門華道の型を軸に、現代の暮らしになじむ生け花を提案しています。

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