「一器一花」は、いけばなでないようで、すごくいけばななんです。要するに「一輪挿し」なのです。手軽だしお持ちの方は多いと思います。でも、意外とかっこよくキメるのは難しい。だからこそいけばなのエッセンスがぎゅっと詰まっているな、詰められるなと思う。

 

 

いけばなというと、たくさんお花が必要で、広い場所も必要で、かっちりした印象かもしれません。いくらかかるか分からないし、指定のダサい器を買わされるかもしれないし、あと、女性同士のお付き合いとかありそう。私なら、なかなかめんどくさそう・・と思います。興味あっても、敷居が高いなと思います。(個人の感想です! )    私の教室では、そういうイメージの真逆をしたい。そこでそこで、器一つ、花一輪の「一器一花でよいという提案」です。

 

 

週末、いけばな体験教室「一器一花でよいという提案」を開催しました。器ひとつにお花ひと枝、特別な道具や剣山などは使わない、投げ入れのお稽古です。お庭からの空気が気持ちいい京宿 満きさんで、初秋の草花を楽しみました。(秋風にのって、蚊もいましたね・・・刺された方ごめんなさい!)   秋のいけばなのポイントは「もの悲しさ」。日に日に涼しくなり、植物は少しずつ枯れていきます。その美しい変化を切りとるような一杯を目指します。意外とカラフルな秋のお花、器との組み合わせで個性的な作品がたくさん仕上がり、とっても素敵でした!!

 

 

 

 

 

失敗しない器と花のバランス、枝の向きの見方、枝の矯め方、剪定のポイントなどなど、一器一花だからこそシンプルにいけばなのロジックを伝えられて、納得してもらえる気がする。少しの花の位置、角度、葉一枚の剪定で、「すごく変わった!」が実感できて私もとっても楽しいです。

 

 

おやつは京都西院の養老軒「ぶどう大福」と、私の函館土産の六花亭「六花のつゆ」にしました(o^^o)   ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

admin

光川 貴風 正統則天門華道 準師範

滋賀出身、京都在住。1984年生まれ。6歳より生け花をはじめる。京都精華大学卒業後、京都の老舗仏具メーカーに勤務。25年あまり続けてきた正統則天門華道の型を軸に、現代の暮らしになじむ生け花を提案しています。

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