京都左京区のすみれやさんで「ちいさな生け花講座」を開催させていただきました。上高野の「畑のお花屋さん 」のブーケをつかって、テーブルや玄関にちょこんと置くサイズの生け花をお稽古するという企画。生け花体験教室の活動をはじめた頃からぜひやってみたい!とあたためていた講座。期待と不安でドキドキでした。花材は路地ものの草花。多くは雑草とひとくくりにされる花たちです。私は雑草大好きやけど、みなさんは好きだろうか・・・? そんな心配をよそに、なんと満員御礼。午前、午後あわせて12名さまのお申し込みがありました。興味がある方がこんなにおられるのかと正直、おどろきました。

ちいさな生け花の魅力ってなんでしょうか。手軽、場所をとらない、器が手頃、空き瓶やコップなどを利用しても可愛い・・・など、たくさん思いつきますね。また今回は畑のお花を使うことで、生け花のこころ「花は野にあるように」を少しは実践できたかな、と思います。

器やお花が小さくても「天人地」の型でなげいれするのは一緒。ただ草花ならではの難しさもあります。花自体に重さがなく細いために、とまりにくい。苦戦された方もおられましたが、キッチリ考えすぎないのもコツです。おひさまに向かって自由に生えている自然の美しい姿をイメージして生けてもらえると良いのではないでしょうか。ご参加の皆さんは、それぞれ3〜5杯の作品を完成させてくださりました。花屋さんでは買えない、近そうで遠い畑の花たち。手のひらサイズの生け花作品が並ぶと、本っ当ーに、可愛かったです。眼福。目が春になりました。ご参加者いただいた皆さま、畑のお花屋さん、すみれやの皆さま、ありがとうございました。また秋にぜひ企画したいと考えています。

畑のお花屋さんから届いたブーケ。この状態ですでに完成されていて、ほどくのがもったいない!



参加者さまの作品です。どれも愛らしい。

admin

光川 貴風 正統則天門華道 準師範

滋賀出身、京都在住。1984年生まれ。6歳より生け花をはじめる。京都精華大学卒業後、京都の老舗仏具メーカーに勤務。25年あまり続けてきた正統則天門華道の型を軸に、現代の暮らしになじむ生け花を提案しています。

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